先日、日本画のグループ展を見てきました。
長年趣味で続けている方達の展示会です。

ぱっと見では、日本画??と思うほど色が使われています。
岩絵具という、主に鉱石を砕いてつくられた粒子状の絵具で描くようで、これも日本画というらしい。
この岩絵の具、粉状で溶けず、膠(ニカワ)と混ぜることで和紙の上に固着させていくので、擦るととれてしまうとか。(なぜ、こんなもので描こうと思ったのか・・)
モチーフも色も何回も上へ重ねていて、油絵のような厚みは出ないのに、違う絵がうっすら後ろに見えたりと、奥行きのある不思議で面白いものが多かったです。

色の重なりも魅力的です。
