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代表 井出 2025.01.07
新年あけまして、本年も宜しくお願いします。
2025年(令和7年)は乙巳(きのとみ)という干支で、60年周期の干支の中で42番目に位置し、「努力を重ね、物事を安定させていく」という意味合いのある年だそうです。
ここ数年、自然災害を始め、世の中が大きく変化しすぎているように感じておりますので、平和な年になる事を願うばかりです。
ところで、経済産業省の2040年度の電源構成を定めた新たなエネルギー基本計画の原案を見ると、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの比率を最大5割に高める。「半分が再生エネ」の日本では太陽光パネルを愛知県と同じ面積まで増やすなど、農地含めて適地をフル活用する必要がある。と謳われ、太陽光発電は現状の3.6倍に増やすという内容になっています。「建物に設置しない太陽光発電」は、自然環境とのバランスに於いて度々問題視されます。しかし、「建物に設置する太陽光発電」は、自家消費を前提にして家庭や工場などの消費電力そのものを下げる効果が見込まれ、自然環境保護の観点からも積極的に進めるべき政策です。
現在弊社の新築住宅の殆どは太陽光発電を搭載しておりZEH(ネットゼロエネルギー住宅)認定まで取得しています。また、断熱等級6(HEAT20G2)以上のレベルなので、地域トップレベルの省エネ性と快適性を備えています。そして、昨年からは「おひさまエコキュート」を搭載している住宅も急増(概ね8割)しており、実光熱費のデータ提供をいただくと、年間通して購入電力が驚くほど少なく、売電と併せて実質光熱費ゼロ以下の方が多くいます。
その大きな要因は、「おひさまエコキュート」と「太陽光発電」のベストマッチングにあると考えられます。そもそもエコキュートとは、原子力の電気が余っている深夜電力を使って、空気の熱を奪うヒートポンプと組み合わせる事で効率的になる給湯装置でした。しかし、原子力が殆ど停止している今、深夜の電気料金メリットは無く、貯湯時間が長く、特に冬外気温度が低い時間に湯沸かしを行う事は非効率です。そこで、それら全てを解消したのが「おひさまエコキュート」です。特に冬燦燦と太陽が照る静岡県では、日中の太陽光発電で大きな電力を得る事が出来、貯湯時間が短く、夜と比べ外気温度が10℃程度上がる昼間のお湯づくりは、ほぼ無料で出来る効率の良さです。また、「おひさまエコキュート」は蓄電池4kWhに相当するエネルギー削減効果があるそうです。
これからは、太陽光発電が搭載されて築後10年以上経ってFIT期間を終えた方は、是非おひさまエコキュートを導入してください。また、リフォームで太陽光とおひさまエコキュートもおすすめです。
今後もエネルギー価格は上昇していく事でしょう。自衛の策として、これらを設置し断熱強化を行えば、家が快適で体が健康になり、光熱費が下がります。また冬の室温は18℃以上に必ずしましょう。それを下回ると血圧が上昇したり、ヒートショックなど様々な疾患に繋がります。今ならリフォーム補助金も様々有ります。
結びにあたりまして、本年も暖かで快適な住まいをお届けするために精進していくことをお約束し、新年のご挨拶とさせていただきます。