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LCCM住宅とは?
LCCMとは、「ライフサイクルカーボンマイナス」の略称で、建築研究所によれば「住宅の長い寿命の中で、建設時、運用(居住)時、廃棄時においてできるだけの省CO2に取り組み、かつさらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含め生涯でのCO2収支をマイナスにする住宅とされています。
ZEHは住んでからのエネルギーがゼロになる住宅のため、居住後はCO2を排出しません。しかし、改修時のCO2発生時は避けられず、結果的に累計のCO2排出量は増えてしまうため、「ライフサイクルCO2(LCCO2)」という観点では、ZEHレベルでさえも十分とは言えません。その消費量を上回るような太陽光発電を導入することで、建築時・改修時に発生したCO2を、暮らし
ながら年々返済するほどのエネルギーを生み出す。これこそがLCCM住宅と言われ、究極の省エネ・省CO2のライフスタイルであり、日本が最終的に行き着くべき、住宅の姿とされています。
現在国もLCCM住宅の普及を推進しており、LCCM住宅仕様で建築することで、補助金を活用することができます。
設計費や省エネ性能向上のために追加となる費用に対して、上限140万円/戸の補助が受けられます。
CO2排出量の変化(イメージ)

ZEHは、運用(居住)時のエネルギーがゼロとなるためCO2を排出しません。とはいえ、改修時の発生は避けられず、累計CO2排出量は増えてしまうため〝ライフサイクルCO2(LCCO2)〟という観点においてはZEHレベルでさえ十分とは言えません。その反面、LCCM住宅は、運用時のエネルギー消費を大幅に削減するとともに、その消費量を上回るような太陽光発電を導入することで、建築時や改修時に発生したCO2を運用時の余剰エネルギーにより年々返済します。この究極のCO2削減を実現するLCCM住宅こそ、政府が2020年省エネ基準の義務化やZEH標準化を視野に入れている中で、最終的に行き着く日本の住宅のあるべき姿とされています。
月刊SmartHouse No.40/2018.6月号より
LCCM住宅は、こんな方にオススメ。
- 環境も配慮した家づくりがしたい
- とにかく省エネな家で暮らしたい
- 補助金を活用して高性能な住まいに住みたい