◆基礎には「布基礎」と「ベタ基礎」がある
基礎は建物の土台を支える部分で、戸建住宅で多いのは布基
礎とベタ基礎です。布基礎は、幅12〜15cm、高さ45〜60cmほどのコンクリートで、柱や壁が建つ部分に沿って連続して施されます。かつては直方体のコンクリートでしたが、現在ではより強度を高める為に逆T字型につくり更に中には鉄筋を入れるようになりました。逆T字型のほうが地面に接する部分の面積が広く、家の重さを支える力が強いこと、鉄筋を入れることでコンクリートのひび割れを防ぐことができ、より強い基礎となります。
ベタ基礎は、家が建つ地面全体に鉄筋を配してコンクリートを流し込んだもの。面全体で建物を支えるので軟弱地盤にも比較的強いとされています。阪神淡路大震災以来、より頑丈なベタ基礎が増えています。

◆軟弱地盤における基礎工事
地盤調査の結果、軟弱地盤であることが判明したら、それに対応した基礎工事か、地盤改良工事の必要があります。軟弱層が深さ2m程度の場合は、セメントと土を混ぜた硬い層をつくって建物を支えます。軟弱層が2〜8m程度の場合は、直径40〜80cmほどのコンクリートの柱を、良好な地盤に届くように埋め込み、その上に基礎をつくります(柱状改良工法)。軟弱層が厚く硬い地盤が更に深いところにある場合は、杭基礎という方法が有効です。直径10〜15cmほどの鋼管を軟弱層の下にある硬い部分に打ち込み、それで基礎を支えて建物の重みが軟弱地盤に伝わらないようにします。

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