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■FIII工法

 

図:工法の構造原理

品質のバラツキを
排除するシステム

従来の工法では、大工の加工技術によって仕上がりにバラツキが生じていたのですが、「FIII工法」では、新開発のジョイント材と工場のプレカット材を直接現場に搬入し、組み立てるという一貫したトータルシステム。その精度の高さは、両対角12mの室内で誤差がわずか6mm程度と正確です。

工法の構造原理

イデキョウグループが開発・採用している「FIII工法」は、在来工法の自由度の高さと、2×4の強さを兼ね備えた工法。建設省主催(家づくり85)プロジェクトにおいて優秀賞を受賞しています。


今までの在来工法は、開口部が大きくとれることで自由な間取りができるという良さがある反面、水平面積が不確実であったり、耐力壁が不均等な配置になりやすかったりというデメリットがあり、2×4の場合には、全体が一つの箱のようになり耐震性に優れている反面、壁の位置が規定されているために、自由な間取りができないという面がありました。それらのデメリットを打ち消し、双方のいいところを取り入れた「FIII工法」では、床や天井といった水平面を堅牢に作り出し、柱や梁といった軸組としっかり結びつけることによって、構造体の一体化を果たしつつ、多くの間取りを可能にいたしました。

 

コストの合理化と工期短縮の成功

木材は同じ山から伐採されても一本一本、微妙に異なるもの。FIIIの主要部材を生産・管理する専用工場では、プロの目と先端技術を融合し、適材適所にすべての部材、部品を一括管理しています。こうすることで、今まで着工から完成まで平均120日かかっていた工期を90日に短縮できました。安全にしながら工期を短くすることで、コストパフォーマンスに優れた家を建てることができるのです。

 



■FIII工法で家を建てる流れ


コンクリートで強い基礎を作ります

 

正確で慎重な土木工事の後、鉄筋コンクリート造のベタ基礎ができます。この時、地盤から湿気を防ぐための工事、防湿フィルムの床下面前面への敷設や、基礎パッキン換気口の設置などが行われます。

1階の床組をします

丈夫な基礎の上に、土台をアンカーボルトでがっちり緊結。その上に大引きを配します。特厚合板で剛床工法となります。床根太を一定間隔で組み込みます。FIIIならではの合理化された工程の一つであり、防蟻処理をして、この時点で、断熱材を一面に敷き詰めるのもFIII独自の親切施工。

1階の床面を作ります

この時点で床を作ってしまうのが、在来の木造軸組工法と大きく異なる点です。特厚合板を張りつめて、プラットホームを形成することで、構造上はもちろん、その後の施工能率や安全性の向上が図れます。

1階軸組みである柱を建てます

プラットホームの床ができはじめて、柱を建てるのがFIII。柱はコンクリート基礎と土台を貫通したアンカーボルトにしっかりと緊結され、構造体の一体化ががっちりと果たされます。

1階の柱にジョイント材を介して梁を組み立てます

1階の柱の頭部に取り付けたジョイント材ボルトを介して、梁や桁を落とし込み、小梁は受金物で取り付け、柱と梁を緊結していきます。梁組が完成したら、2階床面は1階と同様に床パネルによってプラットホームが形成されます。1階の柱より梁を貫通したボルトに2階の柱を緊結。壁を補強し、一体化を促進する筋交もこの時点で取り付けます。

2階も1階と同様な工程を経て作られます

FIII住宅の基礎構造体の完成です。1階、2階とも階高が一定で、耐力壁の配置も万全。内装計画の多少の変更も可能です。

小屋組をし、上棟。そして屋根を葺き上げます

2階天井部は、小屋裏の床。各階の床と同じ強さですし、小屋束も2階柱の上で柱としっかり緊結されるなど、構造化の一体化は一貫しています。屋根は切妻、入母屋など自由自在。屋根裏は収納部屋としても活用できます。


 
 

ついに念願のマイホームが完成です!



■セルロース断熱工法

 

次世代省エネ基準を大幅にクリアする「セルロース断熱工法」。室内と室外の温度差を少なくするだけでなく、防火、防虫・防カビ、調湿、防音にも優れた構造です。それを可能にしたのが「セルロース断熱材」と「デュポンタイベックシルバー」です。

 


地球に優しい「セルロース断熱材」

「セルロース断熱材」ってどんなもの?

100%古新聞などのリサイクル古紙で作られた「セルロース断熱材」は、もとをたどれば天然素材の木材。有害物質や刺激成分などがなく、グラスファイバーやロックウールのように鉱物繊維は含みません。つまり、安全で地球に優しいエコロジーな断熱材。繊維同士がからまりあい生まれる空気層に加え、木繊維特有の微細な空気胞がさらなる断熱効果をもたらしてくれます。また、壁に吹き込むスプレー工法で、柱の間に隙間なく、約45kg/m3という高い密度で吹き込むため、断熱性のみならず、気密性も高まるのです。

 

優れた火災安全性

「セルロース断熱材」は、万一の火災には延焼を抑えるたくましい防壁。一般的なグラスウールは火災で溶けて、炎や煙の通路を作ってしまいますが、当社使用のセルロースファイバーは、アメリカのCPSC、ASTMなどの延焼性試験や、くすぶり試験に合格。併せて、その防火性能が長期に維持されることが多くの機関で確認されています。
また、セルロース断熱材は、発泡樹脂断熱材のように、火災に遭っても有毒ガスや黒煙を出すこともありません。ですが、それ以前の問題として、もう発泡樹脂断熱材に囲まれて暮らす時代ではなくなってきているのです。

 

防虫・防カビにも万全

「セルロース断熱材」は防虫・防カビにも万全です。防火用に添加されるホウ酸系の薬品の持つ殺菌力は、眼科の洗眼に使われるほど安全ですが、ゴキブリ用のホウ酸団子のように、カビや腐朽菌、ダニ、虫類やねずみを防ぎ、建物と健康を守ります。

 

過剰な湿気を吸い取り快適な住まいに

「セルロース断熱材」に含まれる気胞が、住宅内の過剰な湿気や臭気を吸着してくれます。グラスウールなどでは、暖房室内の水分が壁に侵入し外壁で冷やされて水滴になり、住宅の腐りの原因になるため、防湿シートの施工が欠かせません。しかし、セルロース断熱材は、もともと古紙リサイクルの自然素材。ほどよい調湿効果が得られるため、結露が起こらず、建物の腐敗なども防いでくれます。

 

静寂をもたらす吸音性

セルロース繊維自身の多孔性とグラスウールの3〜4倍の高密度充填のおかげで、交通騒音から話し声まで幅広い騒音を吸収し、はっきり差が分かるほどの静かな家を作ります。アメリカでは空港周辺の住宅の防音材としてセルロースファイバーは認可されています

「デュポンタイベックシルバー」の効果

米国デュポン社が開発した遮熱機能付きの透湿・防音シートを断熱構造に組み込むことにより、室内の温度を外に逃がさず、防水と結露防止を実現。「夏は涼しく、冬は暖かく」という断熱性能をより一層高めました。
左がグラスウール、右がセルロース。
密度の差が一目瞭然です。
断面図
 

■耐震構造(最高等級3)

 

当社で採用している耐震パネルは、品確法による最高等級3レベルの耐震性を実現。透湿抵抗の低いパネルを使用しているため、断熱材を良好な状態に保ちます。確かな技術と耐震性能で、いつ来るともしれない大きな地震や災害にもしっかりと耐えられる丈夫な構造を実現しました。

■ソーラーハウスの仕組み

 

イデキョウホームでは、自然の力を生かし、1年中快適に過ごせる「ソーラーハウス」の普及にも力を入れています。ソーラーハウスの仕組みとは、まず太陽熱コレクターによって熱媒液(不凍液)を暖め、床下のコンクリートに埋設された給湯パイプに循環させます。昼間は室温も高く、蓄熱が中心となります。日が沈むとシステムは停止し、気温の低下にともない自然放熱(遠赤外線)が増加し、家全体を暖めます。天候が悪く蓄熱温度が不足するときは補助熱源装置が自動的に作動し、室温を一定に保ちます。しっかり蓄熱した後や暖房の要らない季節は貯湯タンク(370リットル)の水を暖め、お風呂や台所への給湯に利用します。こうすることで、家全体の温度変化が少なくなり、家の中に大空間を造っても冷暖房に頼ることなく、快適に暮らます。温度変化があまりないことにより、結露もなく、構造体も長持ちします。冷暖房を抑えることで、地球にも家計にも優しい省エネ&エコロジーな住まいを実現しました。

 

■木造制震GVA(ジーバ)工法

 

制震ジーバ工法は、地震のエネルギーを熱エネルギーに変えて吸収することにより、 建物の損傷を最小限に抑える、振動エネルギー吸収システムです。
建物の資産価値をしっかり守り続けます。

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